読書

認知症を子どもに説明するには?絵本が分かりやすい

認知症のことをとても分かりやすく

認知症の診断のための「長谷川式認知症スケール」をご存知でしょうか?


認知症診療の第一人者である長谷川和夫先生が開発されました。


認知症診療に長く携わってきた長谷川先生が実際に起きた出来事を「絵本」にされました。

認知症の症状や、認知症の方との接し方などとても分かりやすく描かれています。

おばあちゃんに男の子がかけた言葉は…

お話の中で、おばあちゃんが

「みなさんはどなたですか?」

と分からなくなってしまうシーンがあります。


そこで男の子がかけた言葉を読んで、「認知症の方に対する対応ってこれでいいんだ!」と感動しました。


この一言をみなさんに知ってもらいたいです。

大人にも読んでほしい

「絵本」と聞くと、子ども向けと思われるかもしれません。


認知症について書かれた書籍はたくさんあります。

でも、当事者の家族でさえ時間を作って認知症のことを学ぶ人は少ないです。

わたしの家族もそうです。


絵本であればイラストと、簡単な文章で内容と感情がストレートに入ってきます。


認知症の書籍は難しいものも多いので、絵本から勉強を始めるのもいいかもしれませんね。

認知症の方が増えていく時代に

高齢化に伴って、認知症の方は増加傾向にあります。


認知症の方は、物事は忘れるけど感情は残っています。


正しい知識を持ってやさしく寄り添っていきたいですね。

ABOUT ME
げんじろう
こんにちは!げんじろうです! 病院で検査技師として働いています。 循環器などが専門です。 自身の不妊治療の経験から胚培養士に転職! 妊活患者さんやコメディカルスタッフ、学生さんに役立つ情報を発信していきます。