自分がしなくてもなんとかなる
「自分がしなければいけない。」
「仕事から逃れられない。」
そう考えながら仕事をしている人はたくさんいます。
わたしもそう考えていました。
でも自分ひとりいなくなっても
仕事はなんとかなります。
なんとかならないなら、
それは個人の責任ではなくて組織の問題です。
アドラー心理学でいう
「課題の分離」
について考えましょう。
課題の分離
人と自分の課題・責任を区別して
誰の課題・責任かを冷静に考えることが大事です。
- 自分の課題
- 相手の課題
- 共同の課題
以上の3つにわけることができます。
この中で本当に自分がやらなければならないのは、
①自分の課題
に該当することです。
「会社のために」
「家族のために」
これを①自分の課題と思い込む人がいますが、
冷静に考えると他の人の課題だったりします。
責任感が強い人ほど他の人の課題を
背負いこんでしまって
負担が強すぎれば潰れてしまいます。
線引きする勇気
課題の分離ができたら、
自分の課題だけに集中します。
他の人の課題には
手を出さないようにしましょう。
③共同の課題については
例えば、家事とかだと
まったく手を出さないわけにはいかないです。
でも、気負いすぎることのないように
「共同の課題」ということを頭に入れておきましょう。
自分で選んでいくのが人生
どの課題に取り組んでいくのか、
どの責任を果たしていくのか、
取捨選択していくのが人生です。
何も考えずに相手の課題を受け取っているなら
それは自分の選択です。
断ることもできます。
「他者の期待を満たすために、
生きてはいけない。」
とアドラー心理学では言われています。
課題の分離をして仕事やプライベートで
すっきりと対処できるようにしましょう。
アドラー心理学は少し難しいので、
まんがで分かる系の本だと理解しやすいです。
まんがで興味を持ったら深堀りするといいと思います。