心電図アプリケーション
Apple Watch Series 4、5、6では
「心電図アプリケーション」
を用いることで心電図を記録することができます。
Apple公式サイト
左手に装着して右手でタッチすると「Ⅰ誘導」
左足に装着して右手でタッチすると「Ⅱ誘導」
左足に装着して左手でタッチすると「Ⅲ誘導」
を記録することができます。
ふつうは腕に装着するので、
足に付けるのは心電図マニアくらいだと思います(笑)
症状があるときに気軽に記録できるのがいいですね。
無症状でも見つけられる
Apple Watch Series 3以降に
内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、
心房細動の兆候がないか
心拍リズムを自動でチェックしてくれます。
公式サイトによるとかなり感度高いようです。
海外のSNSでは
「心房細動が見つかった!」
という投稿が増えているようです。
Apple Watchの心電図アプリケーションは、分類可能な記録のうち、心房細動の分類で98.3パーセントの感度を、洞調律の分類で99.6パーセントの特異度を示しました。
Apple公式サイト
シニア世代への需要高まる?
Apple Watchに代表される
スマートウォッチは
どちらかと言えば若者が持つイメージです。
心房細動は加齢に伴い発症リスクがあがり、
脳梗塞を発症するリスクもあります。
動悸を自覚したり、
健康診断で引っかかったりして
やっと病院を受診します。
場合によってはホルター心電図なんかも
行うので、診断から治療まで時間がかかります。
でも心房細動は無症状の人もたくさんいます。
そもそも病院に行かない人もいるんです。
「無症状の心房細動をいかに拾い上げるか」
というのが不整脈分野のテーマです。
検脈が一番簡単ですが、なかなか普及しません。
Apple Watchを用いることで
早期発見に期待できるでしょう。
プレゼントにもいいかも
Apple Watchは心電図だけじゃなく、
睡眠の管理やフィットネスなど
いろいろな場面で活用できます。
両親やおじいちゃん、おばあちゃんへの
プレゼントにもいいかもしれませんね。
心房細動ってありきたりな病気だけど
こわい病気だなって現場では感じます。
自分の身近な大切な人に使ってもらいたいです。
Apple Watchは公式サイトか
Appleと提携しているAmazonで買うのが安心です。
旧機種を持っている人は
下取りがあるので公式サイトがおすすめです。