看護師さんや研修医の先生、
コメディカルスタッフや学生さん、
心電図の勉強に悩んでいませんか?
「心電図全然わからない、
読めるようになりたい。」
「心電図検定を受験する予定だけど、
どうやって勉強したら良いか分からない。」
この記事は日本不整脈心電学会の「心電図検定」に
合格できる勉強方法について書きました。
わたしは同じ学会の「認定心電図専門士」
という資格を持っています。
受験勉強で使った方法なので
参考にしてみてください。
日常で見かける心電図は
ほとんど判読できるようになると思います。
心電図検定を受けてみよう!
日本不整脈心電学会が
「心電図検定」
とのをやっています。
この検定は心電図に興味がある人なら
誰でも受けられます。
簡単なものから
4級、3級、2級、1級
と級がわかれています。
さらに1級の合格者の中うち、
高得点な人はマイスター
として認定されます。
各級の説明はこちら。
心電図初心者の方は
4級、3級あたりを
目指すといいと思います。
心電図の勉強をする時に、
試験を受けるというのは、
期限と到達目標がはっきりとするので
とてもオススメです。
心電図の効率的な勉強方法
教科書を読まずに、
早速問題に取りかかってみましょう。
「いきなり問題解いてもできないよー」
と思われるかもしれませんが、
このほうが効率いいです。
心電図の判読は、
「見た目」
を覚えることです。
人の顔もよく会う人はすぐに覚えるけど、
たまにしか会わない人は
覚えられませんよね。
最初は間違えて当然なので、
気にせずどんどん解いていきましょう。
教科書を使うタイミングは
間違えたとき
初めてみたとき
自信のないとき
などに辞書として使います。
心電図検定の公式問題集は
100問をこえる問題がのっていますが、
2~3周くらい問題集を解けば
ほとんど理解できると思います。
心電図検定3級/4級あたりなら
これで余裕だと思います。
100個以上の波形が判読できれば
日常臨床で見かける心電図は
大体判読できるようになりますよ。
おすすめのテキスト
どちらも心電図検定を主催している
日本不整脈心電図学会が出している本です。
学会公認の本なので安心です。
試験にはこの問題集と
同じ問題も出ていました。
心電図判読力アップ
試験合格だけじゃなくて、
現場での心電図判読の
レベルアップにつながると思います。
心電図検定を受けて判読力アップしましょう。